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色の変化

「最近、色が薄く見える」「白い壁が黄色っぽく見える」「服の色合わせが難しくなった」などの色覚異常は、目の病気の重要なサインの可能性があります。色覚の変化は徐々に進行することが多く、特に片目だけに起きた場合には、もう片方の目が補うのでなかなか自覚できません。
少しでも見え方がおかしいと感じた場合は、早めに対策するようにしましょう。
色の見え方が変化する原因として、よくあるのが白内障です。進行した白内障は水晶体が黄色く濁ることで、黄色いフィルターを通して見ているような状態になります。
進行した白内障の典型的な症状です。壁などの白いものがクリーム色に、青空が薄く見えます。
色の鮮やかさが失われ、全体的にくすんで見えます。鮮やかな花の色も、絵画の美しい色彩も、すべてが色あせて見えます。
青と紫の区別がつきにくい、赤と緑の区別が困難など、特定の色の識別が難しくなることがあります。
網膜の病気では、色が本来と異なって見えることがあります。同じ色でも、片目ずつで見ると違って見えることもあります。
洋服の色合わせが難しくなり、組み合わせに自信が持てなくなります。黒と紺、茶色とこげ茶の区別がつきにくくなることもあります。
食材の鮮度が色で判断しにくくなります。肉の焼き加減、野菜の鮮度など、色による判断が必要な場面で困ることがあります。
デザイン、印刷、塗装など、色を扱う仕事では致命的な問題となることがあります。
信号機の色や道路標識の判別が難しくなることもあります。重大な交通事故につながる恐れがあるため、注意が必要です。
色覚検査表などを用いて色の識別能力を調べます。どの色が見えにくいかを特定できます。
水晶体の色調や濁りの程度を確認します。白内障の進行度を評価する重要な検査です。
網膜の状態を詳しく調べます。加齢黄斑変性症や糖尿病網膜症などの診断に必要です。
網膜の断層撮影により、黄斑部の状態を詳しく評価します。わずかな異常も発見できます。
濁った水晶体を透明な人工水晶体(眼内レンズ)に置き換えます。本来の色彩を取り戻すことができ、再発のリスクもほぼありません。
加齢黄斑変性症には抗VEGF薬の注射、糖尿病網膜症にはレーザー治療など、原因に応じた治療を行います。
特殊なフィルターレンズにより、色の識別を助けます。完全に正常化はしませんが、日常生活の助けになります。
色の見え方に違和感がある時は、「年のせい」と諦めずに、まずは原因を特定することが大切です。葛飾区のとやま眼科・たからまち眼科では、適切な検査により色覚変化の原因を正確に診断し、適切な治療をご提案します。
以下のような症状がある時は、重篤な眼疾患の可能性があります。放置せず、すぐに受診してください。