白内障と緑内障の同時手術

  • HOME-
  • 白内障と緑内障の同時手術

白内障と緑内障の関係

白内障と緑内障の関係

白内障は水晶体が濁る病気、緑内障は眼圧上昇により視神経が障害される病気です。それぞれまったく別の病気ですが、どちらも加齢が原因となるため、併発例も少なくありません。両方の病気がある場合、それぞれの治療計画を慎重に立てる必要がありますが、病態によっては同時に手術を行えます。

白内障の治療法

完治のための治療は手術のみです。手術では濁った水晶体を超音波で砕いて吸い出し、代わりに人工水晶体(眼内レンズ)を挿入します。局所麻酔による日帰り手術が一般的で、10~20分程度で終了します。

緑内障の治療法

緑内障治療の基本は眼圧を下げることです。まずは点眼薬による薬物治療を行い、効果が不十分な場合はレーザー治療や手術を検討します。治療しても失われた視力は回復しないため、進行する前に治療することが重要です。

なぜ同時手術を行うのか

白内障による緑内障の誘発

進行した白内障では、肥大した水晶体が房水(目の中の水)の流出路を狭め、眼圧上昇を引き起こすことがあります。この場合、白内障手術により水晶体を取り除くことで、房水の流れが改善し、眼圧が下がります。

手術回数の軽減

白内障と緑内障を別々に手術すると、2回の手術が必要になります。手術は低侵襲とはいえ、心身への負担は避けられません。同時手術により、患者様の負担を最小限に抑えることができます。

同時手術のメリット

眼圧の低下

白内障手術を行うことで、眼圧の低下が期待できます。これは人工水晶体が自然の水晶体より薄いため、房水の流れが改善されるためです。そのため、白内障手術が結果として緑内障の進行抑制につながります。

検査精度の向上

濁った水晶体は緑内障検査の妨げになります。白内障を解消することで、視野検査や眼底検査の精度が向上し、緑内障の正確な評価と適切な治療が可能になります。

点眼薬の削減

術後の眼圧コントロールが良好な場合、緑内障の治療薬を減らせる可能性があります。複数の点眼薬による副作用や、点眼の手間から解放されるため、患者様の負担軽減につながります。

経済的負担の軽減

手術を2回に分けて行うより、同時手術の方が医療費の総額を抑えられます。また、通院回数も減るため、時間的・経済的負担が軽減されます。

同時手術のデメリット・注意点

手術の難易度上昇

緑内障により前房(目の前の部分)が浅い場合や、隅角(房水の出口)が狭い場合は、白内障手術の操作スペースが限られます。より高度な技術と慎重な手術操作が必要となります。

術中の眼圧管理

白内障手術中は眼圧が変動します。緑内障がある場合、視神経がさらなるダメージを受ける可能性があるため、適切な眼圧管理が不可欠です。

術後管理の複雑化

緑内障手術を加えた場合、術後の炎症が強くなることがあります。点眼薬の種類や回数が増え、より頻繁な通院が必要になる場合があります。

手術適応の判断

同時手術が推奨される例

  • 白内障による視力低下がある
  • 点眼薬での眼圧コントロールが不十分
  • 白内障が緑内障の原因となっている
  • 複数回の手術が身体的に負担となる(高齢者等) など

慎重な検討が必要な方

  • 緑内障が非常に進行している
  • 前房が極端に浅い
  • 全身状態が不良 など

経験豊富な専門医にお任せください

白内障と緑内障の同時手術は、適切な症例選択により非常に有効な治療法です。1回の手術で両方の病気に対処でき、患者様の負担を軽減しながら、良好な治療効果が期待できます。

葛飾区のとやま眼科・たからまち眼科では、患者様の目の状態を詳しく評価し、適切な治療方針をご提案します。白内障と緑内障でお悩みの方は、まずはご相談ください。眼科手術経験の豊富な医師が、安全で効果的な治療を提供いたします。

とやま眼科

電話

アクセス

✕ 閉じる

たからまち眼科

電話

アクセス

✕ 閉じる