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後発白内障

白内障手術で濁った水晶体を取り除いても、水晶体を包んでいた袋(水晶体嚢)の後ろ側が濁ってくることがあります。これを後発白内障と言います。
「白内障が再発した」と心配される方もいますが、一度取り除いた水晶体が再び濁ることはありません。名前こそ似ていても、後発白内障は白内障とはまったく別の現象です。白内障の合併症の中では比較的頻度が高いですが、適切な治療により改善できるので、過度に心配する必要はありません。
医療技術や眼内レンズの品質は年々向上していますが、それでも後発白内障を完全に予防する方法はありません。誰にでもリスクがあるので、術後のケアを丁寧に行い、定期的な眼科検診で早期発見・早期治療につなげる必要があります。
白内障の手術後に目の違和感がある場合には、遠慮なく葛飾区のとやま眼科・たからまち眼科へご相談ください。
白内障手術では、水晶体の中身だけを取り除き、袋(水晶体嚢)は残します。この袋の中に眼内レンズを入れるのですが、手術後に袋の細胞が増殖して濁ることがあります。特に後嚢(袋の後ろ側)に濁りが生じると光の通り道を妨げるため、視力低下やかすみの原因となります。
発生率は術後5年で20~30%とされており、誰にでも後発白内障のリスクがあると言えるでしょう。手術時の不手際や眼内レンズの欠陥ではありませんのでご安心ください。
※これらに該当しない方でも発生することがあります
後発白内障の症状は、元の白内障と似ています。ただし、白内障が再発したわけではありません。
手術後3か月から5年の間に発生することが多いですが、個人差があります。早い方では術後1か月、遅い方では10年以上経ってから発生することもあります。
後発白内障は、通常の眼科検査で比較的容易に発見できます。白内障手術後には定期的な眼科検診をご案内しますので、必ず受診するようにしてください。
細隙灯顕微鏡という特殊な顕微鏡を使用する検査です。散瞳剤を使って瞳孔を広げ、後嚢の濁りを直接観察します。
眼科検診の基本となる検査で、視力低下の程度を確認します。
眼球の硬さを調べる検査です。緑内障など、他の原因がないか確認するために実施します。
後発白内障の治療は、YAG(ヤグ)レーザーという特殊なレーザーを使って行います。後嚢にレーザーを照射し、濁りを解消します。基本的に外来で日帰り手術が可能で、痛みもなく、術後の行動制限もほとんどありません。
※とやま眼科で行います
適切な治療を行えば、後発白内障が再発するリスクはほとんどありません。ただし、手術であることに変わりありませんので、まれに以下のような合併症のリスクがあります。